とりわけ、キャンプ初日からミスタータイガースに熱烈指導を受けていたのがこの2人だった。新井良は右ひざを柔らかく使い、ためを作るフォームの助言をもらい、伊藤隼も体を平行に回す指導を仰いだ。近年のシーズン後半の失速は若手の伸び悩みが要因のひとつだったが、掛布DCのメスで生まれ変わりつつある。12日のオリックスとの練習試合へ、期待は膨らむばかりだ。
4番を任されることが濃厚な新井良が「打つ打たないは別にして、今やっていることをしっかり我慢して続けることが大事」と言えば、スタメン起用される見込みの伊藤隼も「結果が伴えばいいですが、内容を求めていきたい」と力を込めた。
高知から始まる虎の維新-。ミスタータイガースに仕込まれた若手が明らかに変わってきた。貧打解消の夜明けはすぐそこまで来ている。 (小松 真也)
★掛布DCと新井良、伊藤隼
11月2日の指導初日、新井良についても打撃時にバットを放り投げる動作がなくなり「伊勢エビの踊りのようなことがなくなっている」と評価した。伊藤隼については「肩をレベルに回す、矯正のようなことをしていた。いい感じになっていた」と評価。本人がスイング時に首が倒れる悪癖解消に着手していた。