これでようやく田中も、メジャー挑戦への決断に近づく。楽天・立花球団社長はこれまで「システムが失効している状態で、話のしようがない」と、ルール決定後に三木谷オーナーらの意向を確認して田中と話し合うとしていた。田中自身も「今は何も話すことはない」と、球団との話し合いは凍結状態だった。
田中は12日、アジアシリーズに出場するチームに合流し、13日に台湾に出発する。立花球団社長も渡台する予定で、現地で直接会談する可能性が高い。決勝に進出した場合、楽天の帰国は21日。その時点で新協定が発効していれば、即ポスティング申請が可能になる。
米国時間11日(日本時間12日未明)からは、米フロリダ州でMLBのゼネラルマネジャー(GM)会議が始まった。今オフの移籍市場で、投手のトップ評価を受ける田中の獲得はメジャーの有力球団の最優先事項。移籍金を含む契約総額が1億ドル(約99億円)を軽く超えるとされる争奪戦のゴングが、いよいよ鳴り響く。
「(選手会の)一定の理解は得られたと思います」