2003年には腰部脊柱管狭窄症を発症。05年には舌がん(舌白板症)で20針を縫ったが、その後、ケーシーさんは「タン(舌)キュー・ベロマッチ」「健康のありがたさは病人だけが知っている」と病をネタに笑いを取ることも。肺を患ってからも隠れてたばこを吸っていたという。
最後の漫談は、昨年9月17日に出演した茨城での演芸会。鼻に酸素吸入器を付け、いすに座った状態だったが、軽妙洒脱な語り口は健在。事務所関係者は「歩行や移動がつらそうだったけど、漫談を楽しんでいた。『15分でいい』と伝えたが、35分もやっていました」と述懐。終了の合図は酸素吸入器の警報ブザー。ケーシーさんは「ピーピー鳴っているので終わります」と笑わせていた。
同月下旬に収録したBS朝日「お笑い演芸館+」が最後の仕事で、司会のお笑いコンビ、ナイツとのトークを楽しんでいたという。
和む笑いで昭和、平成を彩った芸人は、令和を前に天へ旅立った。