カーネーションを手に、カメラを見つめる中島。ポージングの引き出しも実に豊かだ=東京・六本木(撮影・長尾みなみ) 歌手で俳優、中島健人(32)がサンケイスポーツの単独インタビューに応じた。主演映画「ラブ≠コメディ」(紙谷楓監督、7月3日公開)では、人気俳優兼アイドル役に挑戦。ソロ始動から2年、「秘めていたものを大解放し始めた」と充実感をにじませるケンティーが、次なる景色へ一つずつ手を伸ばしている。(取材構成・橋本真緒)
全国ツアーの真っただ中。取材日の前夜に帰京し、仕事を終えたらすぐに地方入り。「とんぼ返り…いや、とんぼ移動ですね(笑)」。多忙を極めるスケジュールの中でも、〝ケンティースマイル〟は健在だ。
「ラブ≠コメディ」では、30歳を目前に「もうラブコメはやりたくない」と葛藤する人気俳優兼アイドル・神崎麗司を演じる。
映画「ラブ≠コメディ」に主演する中島健人〝360度全方位イケメン〟と称されながら、突き抜けた言動を見せる役どころ。「振り切るお芝居は僕の中のピエロ的精神が働く。人を笑わせたいタイプなので」とニヤリ。自身との共通点も多いキャラクターにアドリブを盛り込み、絶妙なバランスに仕上げた。何歳までラブコメに挑戦したいかという問いには「無論一生」と即答した。
劇中では、妥協のない作品作りを貫くヒロイン(長濱ねる、27)に反発するが、現実の中島は真逆。主題歌「Fiction Love」をはじめ、劇中歌「愛してTonight」「ストロベリー」の作詞作曲、歌唱まで手がけ、「3曲全部書くと言ったのも僕」と告白。さらにラストシーンも「王道で終わらないような提案をした」と制作に深く携わった。
映画「ラブ≠コメディ」に主演する中島健人アイドルとしての挑戦も同時進行だ。ソロ活動開始から2年。「今、格闘家みたいな人生を過ごしているんです。眼前の目標に向けて、ずっとミット打ち、スパーリング、筋トレをしているみたいな」と、飽くなきマインドで自分自身と激闘を繰り広げている。