七回、岡本は飛球をキャッチできず。セ・リーグ王者が… ちっ! こっちの事情も知らずに好き勝手、命令してきやがって!
上司からの電話が切れた後、スマホに向かって毒づいた経験のある方、少なくないはずです。
入社まだ3年目のトラ番・菊地峻太朗は、穏やかで口数も少なく、育ちの良さがにじみ出る、横浜生まれのおぼっちゃま。間違っても「ちっ!」なんて言わない。スマホに毒づかない。
ただ、心の奥底に「ブラック菊地」はひそんでいる。何でもお見通しの大先輩が、心の中を見透かしてみると…。
「フェニックス・リーグでは、報道陣は記者席に入れません。スタンドで見てます。つまり屋外。そこには僕たちが一番必要なものがないです」
えっ、なんだろう?
「電源です。速報原稿を書くから、ずっとスイッチをオンにしていると、試合終盤に電池切れになるんですよ。だから原稿を書いてすぐにオフにしたり、イニングの合間に充電に行ったり。工夫してます。ところが、速報を早く送れ! と矢継ぎ早の指令が会社から舞い込んで…」
優しい菊地は、口答え1つせず、黙々と働く日々。昨日も、井上がバックスクリーン右に突き刺した! 西純矢が自己最長7回を投げた! と「スピード命」の速報を次々と執筆しつつ、取材も。若虎同様、若サンスポ記者(?)も南国・宮崎で苦労に苦労を重ね、育ってます。
ちっ! 今度はこちらが吐き捨てたくなっている。1年間、セ・リーグの野球を中心に見てきた者としては、受け入れがたい日本シリーズの試合展開。ことしもパ・リーグ王者に一方的にやられるんだろうか。
ソフトバンクが強すぎる。これは真実だろう。各選手のレベルの高さ、素直に認める。
巨人が弱いのか? いやいや、それは信じたくなく。セ・リーグ王者の影すら踏むことなくシーズンを終えた2位・阪神の立場がないではないか。いろんな思いが絡み合い、ちっ! です。
大阪府の新たな新型コロナウイルス感染者が過去最多の490人に。これは心の底から「ちっ!」。いい加減にしてもらいたい。いつまで増え続けるのか。
司令塔役のサブキャップ安藤理も昨日は、テレワーク推奨の会社方針に従って在宅勤務。仮契約が完了したドラフト4位・栄枝裕貴捕手(立命大)のオンライン取材を受け持った。
「直接会えないと、伝わってこない部分があるので難しいですね」
そんな安藤の琴線に触れたのは、栄枝選手の母校。立命大は安藤の出身大学でもある。
「うちのトラ番は、僕と三木先輩が立命大卒。2人いるんです。局長(畑恵一郎)も含めるとサンスポに3人。来季は栄枝クンを全面バックアップでいきたいですね。わが社の関大の大勢力には負けたくないんで」
わがサンスポ編集局内の最大勢力は圧倒的に関大。局次長・生頼秀基、運動部長・大澤謙一郎、整理部長・矢田雅邦、運動部次長・阿部祐亮、トラ番キャップ・大石豊佳、ついでに相撲担当・新里公章…。
なるほど、関大vs立命大ね。阪神で関大といえば岩田稔。ベテラン岩田vsルーキー栄枝。紙面露出度では、これは意外にいい勝負になるか。少なくとも、日本シリーズより一方的にはならないのでは?!