(セ・リーグ、阪神-中日=グラウンド状態不良のため中止、29日、甲子園)大山をスタメンから外さざるを得なかった矢野監督の決断を支持する。残り23試合。育成だけではなく、勝利を求められる。開幕から大山を4番に据え、その後、6番や5番に下げたが、まったく光が見えない。一戦も落とせない中で、今の大山では物足りないという判断を下したのだろう。
大山に求めることは2つ。まずは今、取り組んでいる打撃フォームをしっかりと固めることだ。
矢野監督が直接指導したこの日の練習では、ダウンスイングを強く意識しているように映った。大山の場合、打球が上がらないことで持ち上げているようなスイングになっていた。手の動きでは飛距離は出ない。私も常々感じていたことで、球の下にしっかりとした角度でバットを入れる感覚が大事。スタメンから外した以上、30日の巨人戦で復帰することは考えにくく、大山も、じっくりと立て直しに専念してほしい。
2つ目はベンチスタートで客観的に自分と試合を見られること。精神的にも煮詰まっていただろう。いいリフレッシュ期間にして、4番として戻ってきてほしい。(サンケイスポーツ専属評論家)