(セ・リーグ、DeNA4-2ヤクルト、24回戦、DeNA14勝10敗、29日、横浜)DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)が代名詞のマジック連発で、4連勝を飾った。
「迷いはなかった」と指揮官が振り返ったのは七回の守備。1死二、三塁で代打・荒木を申告敬遠。あえて青木との勝負を選んだ。「荒木は当てるのがうまい。ホームでアウトをとるのはかなり難しい」。狙い通り青木を投ゴロ併殺打にとり、逆転勝利を呼び込んだ。
先発オーダーも勝負手を打った。左打者が苦手な相手先発・小川に対し、1番・石川から7人の左打者をズラリ。4番には小川に今季3打数3安打の佐野を起用し、直近6試合で23打数2安打のロペスは外した。2点ビハインドの六回には、左の伏兵・柴田が2点適時打で同点に追いつくなど、先発野手全員安打と采配がズバリはまった。
継投でも、六回途中から先発から再転向の石田を投入。七回はマシンガン継投でリードを守った。本拠地・横浜スタジアム61試合目で39勝目(21敗)に達し、DeNAとなった2012年以降の最多勝利数を更新。首位・巨人とのゲーム差「5」を保ち、30日からは敵地で3位・広島と当たる。ラミレス監督が七色の勝負手で正念場に挑む。 (佐藤春佳)
「連投している投手も多いので、1人でも休ませられる投球をあしたからできれば」