好発進した神谷桃歌=袖ヶ浦CC新袖C(撮影・鈴木和希) ニチレイレディス第1日(19日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6590ヤード、パー72)プロ2年目の神谷桃歌(20)=伊藤園=が8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、首位と3打差の3位で滑り出した。国内女子ツアーで存在感を示している菅楓華(21)=ニトリ=や荒木優奈(21)=Sky=と同じ2005年度生まれの実力者は「楽しく回ることができました」と笑みを浮かべた。
出だしの10番(パー5)から3メートル、3メートル、6メートルを沈めて3連続バーディー。終盤の8番(パー4)でティーショットを右に曲げ、ダブルボギーをたたいて失速したが、それでもプロ転向後で自己最高となる3位での滑り出し。予選落ちを喫した前週の「宮里藍 サントリーレディス」の土曜日に、試合会場で動画を撮影しながらキャディーとともにパットを確認すると「フェースが左に向いていることに気がついた」。アドレスの向きから見直して今大会に臨むと、いきなり好調に。「入れたい距離が入ってくれた」と結果につなげた。
愛知県出身の20歳。父の影響で9歳でクラブを握り、2024年「日本女子学生選手権」で頂点に立った。同年のプロテストに合格し、昨季はレギュラーツアーと下部ツアーを転戦しながら研鑽を積んだ。今季はQT2位で前半戦の出場権を獲得。「うまい人がたくさんいるので、毎日勉強になっています」と目を輝かせる。今大会後に実施される第1回リランキングは現在45位。中盤戦にフル出場するために、この試合で少しでもポイントを稼ぎたいところだ。
単独首位発進した荒木や、同スコアで3位に並んだ菅はともに2005年度生まれの同学年で、学生時代から試合で競ってきた存在だ。ツアー屈指の選手に成長した2人に「純粋にすごいと思います」と尊敬を寄せつつ「私も早く同じ位置に立てるように頑張りたい」と刺激に変えている。
「リランキングを突破したい気持ちはありますが、他の選手を気にすると良くない。いいスタートが切れたので、トップ10を目指して頑張りたいです」。無駄な重圧は受け流し、楽しみながら残り2日の戦いに臨む。