契約更改を終え、会見する阪神・栄枝裕貴=西宮市の阪神球団事務所(撮影・松永渉平) 阪神の契約更改交渉が15日、兵庫・西宮市内の球団事務所で行われ、栄枝裕貴捕手(27)が220万円増の1000万円でサインした。(金額は推定)
「いままでのシーズンで一番長く1軍に帯同しましたけど、内容は本当に満足できるものではないので『(1軍に)いるだけじゃダメだな』とつくづく思います」
5年目の今季は8試合に出場して打率・222(9打数2安打)、1打点。同郷・高知の先輩となる藤川監督からの期待も受けて1軍に帯同する期間も長く、グラウンドとベンチの両面で多くの経験を積んだ。それでも現状には納得せず、技術向上には並々ならぬ決意を持っている。交渉の席でも球団からは「早く頭角を現せ」とハッパをかけられたといい、「僕も早く先輩がたを越していけるようにやらないと(いけない)」と自覚を口にした。
「みやざきフェニックス・リーグ」で死球を受けた影響で10月に「右尺骨骨折観血的手術」を行い、現在は復帰を目指してリハビリ中。そんな中、14日に日本ハムから伏見寅威捕手(35)のトレード加入が発表され、激化する捕手の競争が待っているが「(伏見は)すごく経験豊富な方だと思うので、吸収して、聞けることは聞いて自分のものにして、負けないようにやっていきたいと思います」と力強く話した。