昨年6月21日のDeNA戦でお立ち台に上がった阪神・石井大智と小幡竜平(右) 阪神の話題の事象をさまざまな角度から深く掘り下げる「虎博覧会」(不定期掲載)。今回は、13日に39試合連続無失点の日本タイ記録を達成した石井大智投手(28)の素顔を、小幡竜平内野手(24)が明かす。当日の試合後、宿舎で行われた〝祝賀会〟では、記念写真を撮ってSNSに投稿。先輩右腕のチームメートに見せる一面を語った。
誰もが笑顔になる一夜となった。石井が日本記録に並ぶ39試合連続無失点を達成した13日夜、宿舎では祝福のケーキが贈られた。食事会場で同席した小幡はその様子を撮影。SNSにファンへの〝おすそわけ〟の写真を投稿した。
「ご飯中に急にケーキが出てきて、みんなが『おめでとうー』って。写真撮りますよって言ったら(石井さんは)真顔だったので、笑ってくださいって言って、笑わせました。野手とピッチャーが絡むことは少ないですけど、一緒に祝えてよかったです」
最初の一枚は石井が真顔だったため「感情なさそう」とコメント。続く2枚目は満面の笑みをカメラに収め、「笑ってくれた 大智さんおめでとうございます!」と投稿してお祝いした。
3学年離れている2人。投手と野手という関係だが、「結構話しますよ。大智さん、面白いので。ギャップがあるというか、意外と見た目よりは、だいぶオモロイ。(話していて)楽しいですね」と小幡。〝意外と〟面白い先輩の魅力にひかれているという。
もちろんマウンドでの姿にも尊敬の念を抱く。「(連続無失点記録は)すごいことだけど、大智さんからしたら普通のことであるのかなと。あれだけ抑えても、毎回『よっしゃ!』ってわけではなさそう。『ここがよくなかったな』という感じで話しているので、ストイックだなと思う」。虎を支えるリリーフエースの素顔を知るからこそ、心からの祝福だった。
15日からは巨人との3連戦。石井の日本新記録にも注目だが、小幡は前回の東京ドーム3連戦で2打席連続本塁打を含む3本のアーチを放っており、伝統の一戦のキーマンになりそうだ。
「イメージは全然悪くないし、いいイメージを持って臨みたい。真っすぐに振り負けないように、しっかり準備するだけかなと思います」
前回本塁打を記録した井上、赤星も先発する予定。得意のドームで再び大暴れし、仲の良い先輩右腕の偉業をお膳立てする。(中屋友那)