フリーアナウンサーの土井麻由実氏が、虎戦士の素顔をたっぷりと明かすコラム「土井麻由実のSMILE TIGERS」(毎月第2火曜日=今月のみ11日に試合があったため15日に変更)。今回のテーマは、トラ戦士の夏の食事事情。本塁打、打点の2冠を独走する佐藤輝明内野手(26)は「食欲が落ちることはない」と頼もしいが、大好きなのは、風呂上がりの〝アレ〟だった)。
酷暑が続いているが、佐藤輝明選手は「昔から夏に食欲が落ちることなんてないっすね」と涼しい顔。虎の主砲は胃袋もかなり強靱(きょうじん)なようだが、『食べる力(食力)のある選手はいい選手』という定説を体現している。
この時期に食べたいものを尋ねると「やっぱり冷たいものかな。うどん、そうめん…」と答えたあと、英語っぽい発音で「アイスクリィ~ム」といたずらっぽく笑った。
「夏は風呂上がりにアイスを食べるのが楽しみなんです。とくに好きなのはモナ王。あ、それとチョコモナカジャンボ!」。グラウンドで大暴れしているテル選手が、お家ではお風呂上りにチョコモナカジャンボをほおばっているなんて…めっちゃかわいいやん!
島田海吏選手はこの時期、ざるそばを好んで食べるそうだが「わさびをどっさり」が海吏流だ。辛いものが好きで、納豆も添付されている辛子だけでは足りず〝追い辛子〟で食べる。
「辛いものの刺激で食欲が増すというのもあると思います。納豆も辛子があればパパッと食べられるんですよね。入れ過ぎたら鼻がやばいから、そのギリギリを攻める(笑)」
小さいころから大学生(上武大)になるまで、指導者から「食べるのも才能。いい選手は食べられる」と説かれてきたが「僕はできなくて悩みどころだった」と夏になると食が落ちていた。だが努力の甲斐あって、3年ほど前からはシーズンを通して変わらない量が摂れるようになったという。
「体が大きくなるのに比例して、量も回数も食べられるようになった」と、栄養バランスも考えながら体の管理ができている。これぞプロのアスリートだ!
豊田寛選手も「夏は食欲が落ちるタイプだった」と体重も3~4キロ減少し、「疲れやすいとか、バテやすいというのはすごくありました」と振り返るが「去年くらいからだいぶ食べられるようになってきて、今年はむしろ、より食べられるくらいです」と変貌したことを明かす。
以前は家でも「もっと減らして」と言っていたのが、今では食が進むようになり「妻も驚いていると思います」と笑みを浮かべる。少しでもたくさん食べられるようにと、食卓に品数多く並べるなど工夫してくれた奥さまのおかげもあるだろうし、豊田選手自身もプロの体になったということなのだろう。今年の活躍も食と無関係ではあるまい。
「いい選手は夏でもよく食べるんで、僕も食べたいってずっと思っていました。食べられるようになって、よかったです」
そんな豊田選手が好きなのはラーメン。夏でも「温かいラーメンが大好き」と、クラブハウスの食堂でもよく食べているそうだ。内臓を冷やさないためにはいいかも。
『虎戦士の夏の食事情』。さて原稿も書けたので、お風呂に入ってからチョコモナカジャンボでも食~べよっと!
■土井 麻由実(どい・まゆみ) CS放送「GAORA」「スカイA」の阪神タイガース野球中継番組「Tigers-ai」でベンチリポーターとして約900試合に携わる。2005年は優勝のビールかけインタビューも。イベントなどでのプロ野球選手やOBとのトークショーの司会は100本以上、イベント制作も手がける。現在はYahoo!でも野球記事を掲載。X(旧ツイッター)のアカウントは@7mayu7mayu7。