雨天中止決定後、打撃練習を行う阪神・佐藤輝明=マツダスタジアム(撮影・根本成) (セ・リーグ、広島ー阪神=降雨中止、29日、マツダ)現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(76)が阪神・佐藤輝明内野手(25)に言及。昨年8月17日の広島(マツダ)以来のスタメン落ちとなった28日のヤクルト戦(甲子園)を含めた直近5試合で19打席12三進の悩める男に考え方の改善を求めた。
現状の佐藤輝はスタメンを外れても全く不思議ではない。いいスイングをしている時もあるが、結果として三振が多過ぎる。全くタイミングが取れていない状態で振っているケースも多々見られる。カウント不利になると、判で押したようにボール球を振る。岡田監督が外した理由も、ほぼ同じだろう。本人が考え方を改めなければいけない部分はある。
当たらない要因の1つには相手バッテリーの研究。プロの世界は、読み合いも勝負のポイント。現状は読み負けしている印象が強い。スコアラーとの話し合い、さらには打ち込み、素振りの量を増やすなど対策は、私が言うまでもなく実践していると思う。雨で1試合流れて、時間が持てたのはプラス材料になる。
そんな状況で、30日の広島の先発は床田寛樹投手(29)。9日の1回戦では3打数2安打。「相性」を優先してスタメンに戻すのも1つの策。ただし、本人の中でどれだけ気持ちを高めて臨めるか。近本、大山らとともに1年間出場しなければいけない選手。対左腕でもきっかけになる時はある。ベンチが「使いたくなる」結果を出してもらいたい。