「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん=当時(77)=を殺害したとして、2021年に殺人罪で起訴された元妻の須藤早貴被告(28)について、和歌山地裁は12日、同年に追起訴された詐欺罪の初公判を5月10日に開くと発表した。殺人罪の公判時期については「現時点で答えられることはない」としている。
起訴状によると、須藤被告は、15年3月に札幌市内で男性=当時(61)=に「第三者に弁償金を払わなければならない」とうそを伝え300万円を詐取するなど、計約2980万円をだまし取ったとしている。
殺人罪については、和歌山地検が21年5月、何らかの方法で致死量の覚醒剤を18年5月に野崎さんに摂取させ殺害したとして、覚醒剤取締法違反(使用)罪とともに起訴した。