甲子園最終戦のセレモニーであいさつする岡田監督。「日本一」という言葉は使わなかった(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、阪神2-7中日、25回戦、阪神15勝9敗1分、27日、甲子園)引き締めて甲子園に戻ってきます! 阪神は本拠地甲子園での今季最終戦で中日に2-7と完敗。試合後のセレモニーで虎党の応援に感謝した岡田彰布監督(65)だが、精彩を欠いたナインには怒りをあらわにした。次に甲子園で試合が行われるのは10月18日からのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ。強い姿を取り戻せ!
甲子園での最終戦は勝利で締めたかった。それなのに…。投打とも精彩を欠いて、最下位中日相手にまさかの完敗。4万2621人のファンに白星を届けられず、岡田監督は試合後、怒りをかみ殺してセレモニーのスピーチを行った。
「きょうまで本当に球場を埋め尽くす、いつも超満員の応援をしていただき、本当にありがとうございました。ファンの声援が選手のすごい力になったのは間違いありません」
甲子園では62試合で36勝23敗3分け、勝率・610。主催試合(京セラを含む)で12球団最多の291万を超えるファンが後押ししてくれたことへの感謝の言葉だった。
「ホームラン!! ホームラン!!」
セレモニーが終わると、岡田監督の現役時代のヒッティングマーチがトランペットで演奏され、球場内は岡田コールが響き渡る。満面の笑みを浮かべて応えた指揮官だが、報道陣の待つインタビュールームに姿をみせたときは〝鬼の形相〟と化していた。