二回、先発のDeNA・浜口から安打を放つ阪神のシェルドン・ノイジー(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、阪神0-1DeNA、23回戦、阪神13勝10敗、17日、甲子園)この日のDeNA・浜口は出来がよかった。ストライクゾーンに入ってくる球は、六回に森下のバットを折ったように内角もうまく使い、甘いボールがあまりなかった。
彼にストライクゾーンに投げられたら、そう簡単には打てない。打とう打とうとしてボール球を追いかけていくと深みにもはまる。四球で勝手に崩れていく投手なので、ゾーン外を打たないように我慢できるか、そこが対策ポイントになる。
阪神打線は3安打無得点に抑えられたが、心配はいらない。ベンチはクライマックスシリーズに勝ち上がってくる可能性のあるDeNAと巨人、広島が、投打を含めてどういう攻め方、仕掛け方をしてくるのか調査し、それを受けて繰り出す作戦を探っているのだろう。順位争いもなく、先を見すえた余裕のある戦いができるのは優勝チームのみ。ものすごく有利なのだ。
打てなかった理由には、連戦やそれに伴う移動の疲れもある。浜口のデータも知ることができたわけだから、CSで対戦することになっても勝てる要素はある。今回の結果も気にしなくていい。(サンケイスポーツ専属評論家)