日本ハム春季キャンプ(1日 沖縄・名護)プロ15年目を迎える宮西尚生投手(36)がキャンプ初日にブルペン入り、41球を投げた。
「去年と体の動きが全く違うな、と感じた。特に腰。上半身と下半身のひねりがしっかりできているのでボールに強さが伝わる」
昨年は不振で2軍落ちするなど、「14年間やってきた中で一番不甲斐なかった。自分自身に腹が立った」と苦しいシーズンを送ったベテラン左腕。そこで年齢的なことも考慮し、今オフは体質改善に取り組んだ。元同僚で1歳下のダルビッシュ有(35=パドレス)とラインのやり取りの中で、ケトジェニックを勧められた。食事療法の一つで、「高タンパク、高脂質、超低炭水化物」食で体を引き締めるもの。宮西は昨年11月、さらに今キャンプイン2週間前からの2度にわたって行った。
その成果は如実で、「昨季のシーズン終了後から比較すると、体脂肪が4、5%減った。逆に筋量は増えた」と言う。一方で、「今のところ手応えはいいが、シーズンで結果を出さないと『正解だった』とは言えない」と表情を引き締めた。
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が猛威をふるう中でのキャンプイン。「注意していてもかかるものなので、例え隔離期間になったとしても(開幕に)間に合うように、早め早めの(調整という)意識はある」とリスク回避にもぬかりはない。
今季は元中日の岩瀬仁紀氏(47)が持つ入団から15年連続50試合登板のプロ野球記録に挑む。「そこはずっと目指してきたところ。岩瀬さんは憧れであり、目標の人。何としても並びたいという思いは強い」と言い切った。(東山貴実)