米国も野球に飢えているのだろう。
韓国プロ野球(KBO)が5日に開幕。週6試合の放映権契約を結んだ米スポーツ専門局「ESPN」が、NC-サムスンの開幕戦を生配信、再放送した。
公式サイトには全10球団の戦力分析や注目選手などのガイドを掲載。米韓の野球文化の違いまで紹介している。本塁打直後に打席内でバットを放り投げるのは、大リーグでは暗黙のルールに反する行為だが、KBOでは打者によって投げ方にこだわりがあるほどポピュラーだという。
筆者は開幕当日、サンケイスポーツで総括と呼ばれる紙面編集の責任者を務めていた。韓国記者から現地情報の提供を受けて1面を構成。整列した選手や試合中の審判、無人のスタンドに掲げられた横断幕に描かれた観客まで、マスクを着用している写真を掲載した。
開幕戦で白星を挙げて、ESPNに出演したのはロッテのダン・ストレイリー投手(31)。レッズ時代の2016年に14勝を挙げるなどメジャー通算44勝の右腕は「大事な場面で声援がないのだから、もちろん変な感じだった。ベンチでの会話は少ないし、外野席には(横断幕に描かれた)偽物の観客がいるんだからね」と振り返っていた。