岩手・宮古市の復興親善大使に選ばれ、復興応援歌を初披露した市川由紀乃 歌手、市川由紀乃(43)が2011年の東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた岩手・宮古市初の復興親善大使に選ばれ15日、市役所の特設ステージで行われた任命式に出席した。 つやのある歌声で、完成したばかりの復興応援歌「三陸宮古音頭」と「宮古魚介(うお)づくし」(10月25日発売)を軽快なメロディーに乗って初披露。ヒット中の新曲「雪恋華」も歌い、1200人を楽しませた。
さいたま市生まれだが被災地支援を続けており、16年の福島・国見町応援大使に続き、今回も地元からの熱烈オファーで選ばれた。「また一つ、心のふるさとができた思いで光栄です。過去に4年半ほど歌手活動を休止したことがあって、それでも頑張ってきたことを含め、応援していただいている気がします」と感謝した。
宮古市の復興は順調に進んでいるが、「地元の皆さんの悲しみは計りしれない。ちゃんと受け止めて、来年は地元の秋まつりで一緒に歌って踊りたい」と語った。この日は第34回みやこ秋まつり(16日も開催)で、特製の船型山車に乗って手を振り、沿道の拍手と声援を浴びた。
今年は17年以来3度目のNHK紅白歌合戦復帰にも期待がかかる。「私からファンの皆さんにできるプレゼントの一つとは思います。でも、今は頭に入れていません。年末まで精いっぱい駆け抜けるだけです」と誓った由紀乃。紅白は地道な努力でつかみ取る。