サンスポ

原巨人、ブルペンデー先発・沢村が3回完全も…M6足踏み

最後は山下航(手前)が三飛に倒れてゲームセット。原監督(右端)は天井を見上げた (撮影・福島範和)
4回、2点本塁打となった丸の打球を見つめる巨人・原監督=東京ドーム(撮影・福島範和)
先発の巨人・沢村=東京ドーム(撮影・矢島康弘)
投球する巨人・高木=東京ドーム(撮影・矢島康弘)
4回、広島・鈴木にソロホームランを打たれた巨人・高木=東京ドーム(撮影・今野顕)
投球する巨人・マシソン=東京ドーム(撮影・今野顕)
投球する巨人・大竹=東京ドーム(撮影・矢島康弘)
6回、広島・鈴木に適時二塁打を浴びた巨人・大竹=東京ドーム(撮影・今野顕)
10回、巨人・大城の捕逸で広島に1点が入る=東京ドーム(撮影・福島範和)
7回、リクエストする巨人・原監督=東京ドーム(撮影・矢島康弘)

 (セ・リーグ、巨人5-6広島=延長十回、25回戦、広島14勝10敗1分、14日、東京D)延長十回、試合終了を見届けると、巨人・原辰徳監督(61)はきびすを返してベンチ裏に消えた。4時間21分、ベンチに2人を残すだけの総力戦で競り負け、指揮官は「紙一重? そうですね」とため息をついた。

 7連戦中のローテーションの谷間に「ブルペンデー」を今季初採用。救援陣だけで戦う新戦術で、東京ドームでは1819日ぶりに先発した沢村が3回を完全、6奪三振と順調に滑り出した。

 宮本投手総合コーチが「(沢村には)中継ぎと同じ気持ちでいけるように準備した。試合前のブルペンは中継ぎと同じ10球。野手に頼んで(真っ新な)マウンドを(踏み荒らして)削ってもらって、開始前はブルペンに電話した」と明かす手の込みよう。ところが2番手以降の高木、マシソン、大竹が次々と失点してプランが崩壊した。十回に鍵谷のフォークボールを大城が捕逸。これが決勝点となった。

 打線も四回に逆転、終盤にも2度追いつきながら決め手を欠き、原監督は「勝負強い人、勝負弱い人がはっきり見えた。後攻めで優位なのに勝ち切れなかった」と厳しかった。

 優勝へのマジックナンバーは「6」のままで、最速Vは18日の中日戦(ナゴヤドーム)に。同日からビジター7連戦で、優勝の可能性のある東京ドームの試合は27日のDeNA戦だけとなった。ただ、5年ぶりVの優位は揺らがない。残り11試合。頂点をつかむまで手綱は緩めない。(伊藤昇)

「言われたところで投げるだけ。戦力になれるように準備したい」

「全部、自分のミスです」

©2026 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.