右太もも裏を痛めて離脱した田村に代わり、吉田と先発マスクを分け合う27歳。「自分はやっぱり守り。チームが勝つのが一番。(チャンスを)ものにしないと、この先はない」と真剣なまなざしを見せた。(浜浦日向)
「一番いい仕事をしてくれた。まさかの本塁打だったが、今季はしっかり振りこんできている」
★バットは長く
江村は、昨秋から大村打撃コーチの指導を受け、極端に短く持っていたバットを長く持つ打撃に挑戦した。試合では、投手によって使い分けており、この打席は長く持っての一発。本人は「たまたまです」と謙遜したが、DeNA時代に2軍打撃コーチとして筒香を開花させた大村コーチは「すごくいいホームラン。そういうことができるという、自分の引き出しにしてほしい」と称賛した。
〔1〕9年目のロッテ・江村がプロ1号となる満塁本塁打。プロ初本塁打が満塁弾(外国人選手を含む)だったのは、2017年10月3日の巨人・山本泰寛(対ヤクルト)以来2年ぶり、史上84人目。ロッテ(前身球団を含む)では14年6月23日のハフマン(対ヤクルト)以来5年ぶり10人目で、日本選手では06年6月14日の青野毅(対横浜)以来13年ぶり8人目。
〔2〕1950年以降の入団選手で、9年目でのプロ初本塁打が満塁弾は、74年の巨人・矢沢正の8年目を上回る遅い記録となった。