プロ1年目と同じく24打席目で飛び出した1号は、球団通算8000号(7球団目)のメモリアルアーチとなった。2試合ぶりのお立ち台に上がり「記念すべき一本を打てたのは恐縮ですけど、うれしいです」と声を弾ませた。
24日の1軍昇格から7番起用が続いていたが、今季初めて、主砲・中田の後ろを任された。三回の第2打席では右前打でチャンスメークするなど、中軸の役目を果たした。九回からは、今季初の一塁守備にも就いた。
3月3日のDeNAとのオープン戦(札幌ドーム)で右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。直後に骨片除去の手術を受け、2カ月半のリハビリ生活が続いた。回復を早めるために、手術直後からラグビー選手も取り入れる高気圧酸素治療に通った。
故障前は70キロ前後もあった右手の握力は30キロ以下まで落ちた。握力強化のために、バケツに入った米を握る「ライスグリップ」に励み、もともと強くなかったという体幹トレにも着手。3段階で最高のレベル3まで到達し、一緒に取り組んだD1位・吉田輝(金足農高)を「清宮さんはすごく強かった」と驚かせた。回復どころか、たくましく成長して1軍に戻ってきた。