ベガルタに復帰した大型守護神が、2年ぶりの鹿児島で今季の定位置取りを宣言した。
「このキャンプでは自分の特徴、ストロングポイントを見せつけ、正GKに選んでもらえるように開幕までアピールしていきたい」
ダニエルは米国で生まれ、2歳から高校卒業まで仙台育ちのご当地選手だ。武器は1メートル96の大きな体を生かした守備範囲の広さ。昨季はJ2松本で正GKとして41試合に出場した。昨年10月にはJ2から唯一、日本代表候補GK合宿に選出されるなど武者修行の末に才能を開花させた。
渡辺晋監督(43)の言葉が胸に響き、復帰を決めた。「地元のみんなが待っている」。故郷のゴールマウスは自分が守るとばかり、チーム愛を駆り立てられた。
「若い人も多くなり、活気が出てきた」。2年前のキャンプとは景色が違う。昨季まで正GKを務めた六反勇治(29)がJ1清水へ移籍。栄光の背番号「1」を背負って臨む。
「大きな意味もないしあまり関係ない」と本人は控えめだが「プレッシャーと思い過ぎず、楽しんでやる。期待を裏切らないようにしたい」と闘志を燃やす。
本格始動となったこの日は、GKの基本練習を反復し「体も動いたし、いいテンション、モチベーションでやれた」。