44歳まで現役を続け、通算129勝の下柳氏。日本ハムなどでの中継ぎ時代は60試合以上登板が4度、阪神では7年連続20試合以上に先発した鉄腕だ。支えていたのは徹底したトレーニングとケア。総合格闘技の桜庭和志氏(47)との合同トレなど、時間とお金にアイデアも費やし、強い体を作り上げた。
先輩の言葉に、松田も「1年間しっかりできる体力(をつけること)とけがをしないことをしっかりやっていきたい」と表情を引き締めた。今オフは鳴尾浜で連日ウエート中心にトレーニング。昨年まで12月は封印してきたブルペン投球をすでに開始し、新たな調整法で強化を図っている。
「ポテンシャル的に、けがなくいけば60試合は投げてもらわんと。60試合以上で防御率1点台。遼馬の能力ならできると思う」と下柳氏。その資質を信じるからこそ、強く尻をたたく。 (須藤佳裕)