白村は東京六大学リーグの慶大時代の通算打率は・152。上原も明大では・157でともに0本塁打と目立った成績は残していないが、栗山監督はセンスを見込んでいる。
二刀流のパイオニアとしてプロ4年目を迎えた大谷は今季、投手とDHでベストナインを獲得し、チームの10年ぶりの日本一に貢献した。球団は、入団から4年かけて二刀流の練習、起用法を確立しながら後継者の育成もひそかに模索した。明大時代に投手と内野手の投打二刀流で活躍した岡の入団時には、ブルペンでの投球練習を栗山監督が視察。結局、けがにつながる危険性があると断念した。
指揮官は「投げるのに必死で分からなかったことも、打席に立つことで何かがつかめるかもしれない。2つやることで、こっちが駄目でもこっちがある、とゆとりも生まれる」と利点を強調。オープン戦ではなく、ぶっつけ本番となる公式戦で投手の打者起用も思い描いており、「どこのチームにも二刀流の選手が出てくることが理想」と持論を展開した。