4年ぶりにやって来たハワイで、栗山監督が真っ先に向かったのは「♪この〜木なんの木、気になる木」のCMで知られる樹齢150年の「日立の樹」があるモアナルア・ガーデンだった。パワースポットとしても名高い巨木から神秘的なパワーを受け、大谷に次ぐ、二刀流プレーヤーの育成計画を明かした。
「ほかの選手の二刀流も、冗談ではない。限られたお金の中で勝とうとするには、2つやってもいい。勝手な妄想だけど、白村と上原。身体能力が高いし、投手としてもいいものがある」
口調だけではなく、目も真剣だった。白羽の矢を立てた白村は3年目の今季、主に中継ぎとして22試合に登板。1メートル87、84キロの恵まれた体格と最速150キロを超える直球が持ち味だ。今年のドラフト1位・上原も1メートル90の長身。オフの練習では打撃練習を取り入れ、50メートル走は5秒7と身体能力の高さには定評がある。