これぞ『明鏡止水』の心境か。理想の形をパーフェクトに体現できるべく、道を求める。
近日中に、ハワイ優勝旅行へ出発。約1週間の旅程にバットやグラブなどを持参する予定はないというが、そこは大谷のことだ。「どこからが練習でどこからが休養、という境はない。部屋にいてどうやって投げるか、どう打つか考えるのも練習。ボールを投げなくても練習だと思う」
日本のエースとして出陣するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は来年3月7日が初戦。栗山監督は大谷の調整を考慮し、チームの米・アリゾナキャンプで行われる紅白戦で6日前後の早い段階で登板させるプランを持っている。常夏の島でも、極める二刀流の道は決して頭から離すことなく、大谷の鍛錬は続く。 (佐藤春佳)