秋季高校野球(4日、大宮公園)準決勝2試合を行い、昨年準優勝の木更津総合(千葉)は今大会初先発の左腕・武田大慶(ひろよし)投手が東海大甲府(山梨)を相手に4安打完封し、2-0で勝利。常総学院は桐生第一(群馬)に4-0で快勝した。今年のセンバツに出場した木更津総合と常総学院が5日に行われる決勝へ進んだ。
背番号「10」が強打の東海大甲府を封じた。左腕・武田が6三振を奪うなど4安打完封。最後の打者を打ち取ると、ガッツポーズが飛び出した。
「気持ちも投球も上の(エース)早川を追い抜きたい、背番号1がほしいと思っています」
千葉県大会3回戦で肩の違和感を覚え、公式戦の登板は約3週間ぶり。それでも130キロ前後の直球とスライダーを両コーナーに投げ分けた。打っても二回に右前先制打と七回にはスクイズを決め、全2打点をマークした。
1メートル77、75キロとがっちり体形。埼玉・草加市出身で中学時代は越谷シニアでプレーした。試合会場の県営大宮球場はおひざ元で、見事な凱旋(がいせん)白星となった。
チームには背番号1の左腕・早川もいるが、五島監督は「度胸は早川だけど、制球と勝負への執念は武田。二枚看板になってくれるのを望んでます」と目を細める。この日の快勝で2年連続のセンバツ出場は確実。好左腕がそろう木更津総合が、5日の常総学院との決勝戦で関東の頂点を狙う。 (赤堀宏幸)