ついにゴジラのバットが火を噴く!? 宮崎キャンプで後輩たちを熱血指導中の松井臨時コーチが、宮崎では12年ぶりに豪快な打撃を披露する日がやってくる。
「打席が見たい? そうか。天気がいいときだな。いい風が吹いているとき。環境ってあるだろ」。原監督がニヤッと笑いながら予告した。
松井コーチは第1クールでは打撃投手で4連投。3日は外野ノックを右打ちで空振りするなど笑劇デビューを飾った。4日にはブルペンで菅野の投球練習に打者役として打席に入るなど、監督修業を着々とこなしている松井コーチ。次なる注目は、日米通算507本塁打を記録した打撃のお披露目だ。臨時とはいえ、現役コーチが実演指導となれば、前代未聞だ。
原監督の予言通りなら、6日は降水確率80%、雨時々晴れ。7、8日も曇り時々雨と天候が優れない。だが、日曜日(9日)が待望の晴れ予報。現状では、第2クール最終日の9日がXデーだ。松井コーチの模範打撃がファンサービスとなるのはもちろん、映像でしか見たことがない若手にとっては、メジャーを実感できる最高のお手本となるはず。松井コーチも「(アドバイスを)言うだけ言っていて、自分のを見せて『なんだよ、アイツ!』って言われるのも恥ずかしいので、打つんだったら、こっそり万全の準備をしてからやりたいです」と秘密練習をスタートするつもりだ。
現役最後の打席は米大リーグ、レイズ時代の2012年7月23日。引退後もテレビ収録などで打撃を披露することはあったが、公の場では、2年ぶり。豪快なゴジラ・アーチが復活する。(桜木理)
★この日の松井臨時コーチ
第1クールが終了し、初の休養日となった5日は終日、宮崎・青島のチーム宿舎で静養した。関係者によると、前夜は市内の和食店で巨人入団当時にお世話になった球団職員らと夕食を共にし、12年ぶりに訪問した宮崎を楽しんでいたという。第2クールでは打撃投手として、昨年12月に米ニューヨークで対談した阿部との対戦も予定されている。「次のクールのどこかで投げてもらいたい」と主将も楽しみにしていた。
★新人年(1993年) プロ初日の2月1日に48スイングで4本の柵越え。翌2日は57スイングで13発。推定150メートルの場外弾も放ち、長嶋監督を喜ばせた
★豪華競演(97年) 2月2日にFA移籍の清原と約30分、特打で競演。清原の柵越え33本に対し、左中間方向への3連発を含む30本の柵越えを放った
★驚異的(99年) 2月23日に159スイングで61本の柵越えと乱れ打ちし、本塁打率・384をマーク。翌2000年2月7日には80スイングで31本の柵越え。本塁打率は驚異の・388