最多勝ルーキーを守れ。ヤクルトが米オバマ大統領の健康管理「オバマケア」ならぬ『オガワケア』を徹底する。ライアン小川の今後に小川監督が声を大にした。
「12月をどう過ごすか。(イベントなどに)引っ張りだこになるだろうが、節度を持って誰かが止めなければ。少し制限して、というのは球団に伝えてあります」
小川は11日、侍ジャパンの台湾戦を終え、松山秋季キャンプに合流する。16勝右腕はオフの超目玉でもあり、イベント参加や取材、地元の挨拶回りなど断りづらい依頼が殺到する可能性が高い。かつて、1年目に大車輪の活躍を見せながら2年目以降に故障に泣いた伊藤智、川島の前例もあるだけにまずは疲労回復を最優先させる。
チーム合流後はランニング中心のメニューを組み、小川監督と投手コーチが面談。オフの過ごし方や自主トレについてレクチャーする予定だ。高速スライダーを武器に1年目に7勝を挙げ、新人王を獲得した伊藤智仁投手コーチも自らの経験を踏まえ「初めてのオフは過ごし方が分からず心配なもの。疲労をとり今年以上に強い体を作れるよう、話をしてあげたい」。フル回転した右腕を休めさせるべく、球団を挙げてライアンをガードするつもりだ。(佐藤春佳)