3回、ヤクルト・ドミンゴ・サンタナの適時二塁打で生還したヤクルト・ 村上宗隆(右)を迎えるヤクルト・奥川恭伸(左)=京セラドーム大阪(撮影・渡辺大樹) (日本生命セ・パ交流戦、オリックス3-5ヤクルト、1回戦、ヤクルト1勝、14日、京セラ)奥川、ここがスタートラインだぞ!! ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が一回2死二塁で先制の中前適時打を放った。これが決勝点となり、2学年後輩・奥川恭伸投手(23)の980日ぶりの勝利に貢献。主砲として、先輩としての思いがあふれた。
「ああいうチャンスで打てたのはすごくよかったし、奥川が投げるので、何とか先に点を取って勝たせてあげたいという思いがあったのでよかった」
守っても勝利を呼んだ。1点リードの八回1死二塁で三塁線への強烈な打球に飛びついて好捕。三塁内野安打とはなったが、抜けていれば同点となっていただけにビッグプレーとなった。
村上も奥川の復活を待ち望んでいた一人だ。昨季、2軍戦で復帰登板を果たした後、LINEに「大丈夫か?」と打ち込んだ。打の柱として、投の柱となるべき後輩の復活を励ました。
「このまま終わる選手ではない。このチームを代表するエースになれる。もどかしい思いをしていたと思うけど、また新たな気持ちでスタートを切れると思う」と村上。2人で勝利に導く姿をみんなが待っていた。(赤尾裕希)