五回を終えてベンチに戻るヤクルト・奥川恭伸=京セラドーム大阪(撮影・渡辺大樹) (日本生命セ・パ交流戦、オリックス―ヤクルト、1回戦、14日、京セラ)復帰を待ち望んでいたファンに、雄姿を届けた。ヤクルト・奥川恭伸投手(23)が先発し、2022年3月29日の巨人戦(神宮)以来、808日ぶりに1軍戦に登板。5回79球を投げ7安打1失点でマウンドを降りた。
「すごく緊張しました。野手の方の守備に助けられ、点もとってもらい、リズム良く投げさせてもらうことができました」
四回まで毎回走者を背負ったが、打たせて取る投球は奥川の持ち味。一回は一塁手・オスナがまさかの失策で1死二塁とされたが、太田を中飛、西川を二ゴロに抑えた。
直球の最速は151キロを計測。カーブ、スライダー、フォークボールと変化球もうまく投げ分け、オリックス打線から凡打の山を築いた。
打線も奥川を援護。一回は村上の先制中前適時打、三回はサンタナの右翼フェンス直撃の2点二塁打などで3点を挙げた。4―1と勝ち投手の権利を持って降板した奥川。あの屈託のない笑顔とともに、1軍の舞台に帰ってきた。