後半10分、この日2点目を奪った大迫(右)。終了間際にもう1点取り、ハットトリックを達成した(撮影・蔵賢斗)
ギャラリーページで見る カタールW杯アジア2次予選F組(30日、モンゴル0-14日本、フクアリ)F組首位で国際連盟(FIFA)ランキング27位の日本は、既に敗退が決まっていた190位のモンゴルに14-0で大勝。5戦全勝の勝ち点15で、2次予選突破に王手をかけた。エースFW大迫勇也(30)=ブレーメン=はハットトリックを記録。新型コロナウイルスの影響で、日本が同予選に臨むのは2019年11月以来1年4カ月ぶりだった。
無観客のスタジアムにゴールネットが揺れる音が次々と響く。W杯予選では歴代最多14得点の爆勝。点差が広がっても時間稼ぎを許さず、「来い」「(縦パスを)つけろ」と要求し続けたFW大迫は、代表48試合目で初のハットトリックを達成した。
「いい時間に1点取れたのが大きかった。一人で取った得点ではないので、積み重ねで3点取れたんだと思う」
1-0の前半23分、DF吉田からの縦パスに反応。MF南野がスルーしたボールが足元に入ると反転し、相手を振り切って右足で決めた。後半10分には左折り返しを左足でトラップし、左足で2点目。ロスタイムにも手を緩めず、FW浅野のヒールパスを右足で押し込んだ。
所属するブレーメンではFWとして評価されずに出番を減らし、器用さを買われて中盤で使われる。今季いまだ無得点。それでも「俺はFW」と言って譲らない。25日の韓国戦では2アシストと実力を発揮。得点は2019年9月の親善試合・パラグアイ戦以来約1年半ぶりだ。