★柏、江坂の攻撃スイッチでオルンガの抜けた穴埋める
昨季チームの半分近い28得点を決めたFWオルンガが退団した穴は大きい。主将MF大谷は「彼の代わりはいない。チームとして丁寧にボールを運んでいく場面を増やすことが必要」と言い、組織力を高めて新シーズンに臨む。
大がかりな補強はせず、既存の選手が中心となる。絶妙なラストパスや鋭いドリブルが持ち味のMF江坂が攻撃のスイッチを入れる。前線の迫力を保つためには、FW呉屋、FWクリスティアーノが持ち前の得点能力を発揮する必要がある。
守備陣では期限付きの移籍から戻ったDF上島がキーマンか。昨季J2の福岡では41試合に出場。リーグ最少29失点でJ1昇格の原動力となり、たくましさを増して帰ってきた。昨季けが人が続出したセンターバックで安定した働きが期待される。
★神戸、イニエスタを欠くも経験豊富な山口らでカバー
昨季初出場したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で4強入りした一方、J1は14位。昨年9月から指揮を執る三浦監督の下、リーグ屈指の攻撃陣を軸にボールを保持するスタイルを継続して上位を狙う。
昨年12月に右脚を手術したMFイニエスタが開幕に間に合わない状況で、キャンプでは複数の布陣を試した。大黒柱を欠く中盤は成長株のMF郷家やMF安井、経験豊富なMF山口らでカバーしたい。前線は昨季12得点のFW古橋、7得点のFWドウグラスが引っ張る。新加入で期待のブラジル出身FWリンコンは、新型コロナウイルスの影響で合流が遅れる。
課題は昨季59失点のDF陣。フェルマーレン、酒井を中心にミスを減らし、西の抜けた穴を山川や新加入の桜内が埋められるか。