天皇賞春秋連覇に挑むクロワデュノール=栗東トレセン(撮影・根本成) (天皇賞・秋、2026年11月1日、GI、東京11R、芝・左2000m)
東京競馬場で11月1日、「第174回天皇賞・秋」(GⅠ、芝2000メートル)が行われる。秋の古馬王道3冠の初戦に、GⅠウイナー5頭など実力馬が集結した。
クロワデュノール(栗東・斉藤崇史厩舎、牡4歳)は上半期に大阪杯1着、天皇賞・春1着、宝塚記念2着とハードなローテーションでも安定感のある走りを見せ、現役トップクラスの能力を改めて示した。叩き良化型とはいえ、休み明けで崩れたことはなく、この秋も主役候補。初コンビのクリスチャン・デムーロ騎手の手綱さばきにも注目だ。
マスカレードボール(美浦・手塚貴久厩舎、牡4歳)は上半期、香港、英国に遠征。前走の〝キングジョージ〟はコースやペースに対応し切れず7着に終わったが、2走前のクイーンエリザベス2世Cでは休み明けながらロマンチックウォリアーに迫る走りを見せた。地力はやはり高い。昨年、GⅠ初制覇を飾った舞台で同期クロワを迎え撃つ。
ダノンデサイル(栗東・安田翔伍厩舎、牡5歳)は昨秋以降、国内GⅠで4戦連続3着。どの舞台でも安定して走るが、日本ダービー、ドバイシーマクラシックを制した爆発力は左回りでこそ発揮されそう。待望の東京芝2000メートル初参戦という印象だ。
5歳牝馬レガレイラ(美浦・木村哲也厩舎、牝5歳)はGⅠ3勝で、牡馬相手でも実績はトップクラス。近2走は道悪で力を出し切れなかった。左回りでの連対はないが、良馬場ならチャンスありとみていいだろう。
シェイクユアハート(栗東・宮徹厩舎、牡6歳)はコースレコードで制した前走の札幌記念を含め、昨年12月から重賞3勝をマークし、今こそ充実期と思わせる。あとは経験がない関東遠征がどう出るか。
セイウンハーデス(栗東・橋口慎介厩舎、牡7歳)は前走の毎日王冠で重賞3勝目をマークした。近3戦は好位で折り合って立ち回り、競馬ぶりが安定。うまくかみ合ってきた今なら、GⅠで最高の走りが見せられそうだ。
GⅠで連対歴があるジョバンニ(栗東・杉山晴紀厩舎、牡4歳)、コスモキュランダ(美浦・加藤士津八厩舎、牡5歳)、リアライズシリウス(美浦・手塚貴久厩舎、牡3歳)も上位進出を狙う。