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ヤクルト・池山監督が逆襲V布陣 川端1軍打撃コーチが和製大砲育成担う 新守護神には広沢優が立候補

ヤクルト・池山隆寛監督の逆襲の態勢が整った

逆襲への態勢が整った!! 4年連続Bクラスのセ・リーグ5位に沈んだヤクルトは25日、来季のコーチ陣を発表した。就任2年目となる池山隆寛監督(60)は得点力不足を課題に挙げており、1軍打撃コーチに配置転換される川端慎吾2軍打撃コーチ(39)の手腕に期待がかかる。投手陣では一年間抑えを固定できなかったことも課題。育成出身の広沢優投手(25)が〝お化けフォーク〟を習得し、守護神争いに参戦することを明かした。

2027年は、新体制で巻き返しを期す。ヤクルトが来季のコーチングスタッフを発表。目を引いたのが、川端2軍打撃コーチの1軍昇格だ。コーチ2年目、39歳での抜擢(ばってき)。池山監督の理想を体現すべく、手腕に期待がかかる。

川端1軍打撃コーチが和製大砲育成担う

今季は4年連続Bクラスのセ・リーグ5位と低迷。要因の一つに「得点力不足」がある。池山監督はかねて「打ち勝つ野球を目指してやっていましたけど、なかなかうまくいかなかった。今シーズンは長打不足、得点不足を感じた」とシーズンを総括。449得点は12球団中11位で、83本塁打も12球団最少と課題は浮き彫りになっている。

将来の主軸を担える和製大砲の育成が急務だ。昨季まで絶対的主砲だった村上が米大リーグ、ホワイトソックスに移籍。頼みの山田は度重なる故障で30試合の出場にとどまり、オスナとサンタナの両助っ人でも穴は埋められなかった。

戸田球場でブルペン投球をする広沢優(手前)。奥は山本哲哉1軍投手コーチ=埼玉県戸田市

一方で、新人の松下や20歳内野手の田中ら楽しみな若手が才能の片鱗(へんりん)を見せた。特に高卒4年目で、今季プロ初本塁打を放った西村は「川端コーチ様様です」と感謝。2軍で打撃フォームの修正を図り、1軍でも結果につながった。対話を大切にした選手目線の指導で、若手選手の才能をさらに開花させることが期待される。

また、33歳の山崎晃大朗2軍外野守備走塁コーチが1軍に配置転換。昨季限りで現役を引退した北村拓己氏(31)が2軍打撃コーチに、今季巨人からハヤテに派遣されていた古城茂幸ヘッド兼野手総合コーチ(50)が2軍内野守備コーチに就任する。

5年ぶりのAクラスに向けて必要なピースはまだある。今季固定できなかった抑えだ。助っ人左腕・キハダが21セーブを挙げたが、終盤は不調で2軍へ。「守護神不在」の中、今季開幕前に支配下契約を勝ち取り、来季3年目の193センチ長身右腕・広沢が「目標は勝ちパターンもですし、クローザーになれたら一番いい」と名乗りを上げた。

この日は埼玉・戸田球場でブルペン入り。今季はほとんど投げなかったフォークボールを多投した。落ち球はチェンジアップが主で「ウイニングショットとしてあまり使えなかった。データ的には千賀さん(メッツ)のフォークとすごく似ていて、変化量も同じくらい。お化けフォークみたいな感じで投げられたら理想です」。ライバルたちと抑えの座を争うためにも習得を目指す。

新たな指導体制が整い、楽しみな若手がしのぎを削る競争意識も芽生えている。充実のオフを過ごし、再びセ界の頂きを狙う。(赤尾裕希)

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