サッカーポルトガル代表のFWクリスティアノ・ロナウド(41)が16日(日本時間17日)、「おそらく今年がサッカー選手として最後の年になるだろう」と今季限りでの現役引退を示唆した。米ファッション誌「VOGUE」のインタビューで明かした。今年6月開幕の北中米3カ国大会で史上最多6度目のW杯出場を達成。今月結婚を果たしたスーパースターは、自身のキャリアと今後について語った。
ロナウドが偉大なキャリアの最後を示唆した。6度目のW杯を終え、新シーズンを前に胸の内を明かした。
「おそらく今年がサッカー選手として最後の年になるだろう。だからこそ、素晴らしいレガシーを残したい」
41歳で臨んだW杯北中米大会では優勝したスペインに敗れ16強で敗退。頂点に立つことはかなわなかったが、アルゼンチンのメッシと並んで史上初のW杯6大会連続出場を果たし、代表通算成績を233試合146得点に伸ばした。キャリア通算でも950得点以上を奪ってきたアタッカーが、ピッチから去ろうとしている。
今月11日には母国のリゾート地で長年のパートナーだったジョルジーナ・ロドリゲスさんと結婚式を挙げた。引退後についても「将来の計画は全て立てている」と語っており、旅行や好きなスポーツであるパデル(テニスとスカッシュの要素を持つラケットスポーツ)に励み「家族みんなで築き上げてきたものをこれからも楽しみ続けたい」とした。所属するサウジアラビアのアルナスルには合流しており、ラストシーズンに向かう。
「サッカーをやめると大きな穴が開いてしまう。ひとつのことだけでなく、さまざまな方法で時間を埋めなければならない」
見るものを沸かせ続けてきたスーパースターはどのような形でキャリアを終えることになるのか、注目が集まる。
★ロナウド伝説
▼出場 W杯6大会連続出場は史上最多
▼得点 代表で歴代最多の143得点。クラブでは欧州チャンピオンズリーグで歴代最多の140得点。キャリア通算で976得点
▼受賞 仏誌が選定するシーズン最優秀選手のバロンドールを歴代2位の5度受賞(1位はメッシの8度)。クラブでは欧州チャンピオンリーグを5度制覇し、ポルトガル代表としては2016年の欧州選手権を制覇、欧州ネーションズリーグも2度制覇
▼ストイック トレーニングの虫として知られ、食事に招いたチームメートにサラダと鶏肉のみをを提供して練習に誘うなどの逸話がある
▼寄付 難病治療の支援に多額の寄付を行っているほか、コロナ禍では母国ポルトガルの病院に100万ユーロ以上を寄付。「世界で最も慈善活動に貢献したアスリート」の認定を受けたこともある