火災があった東京都北区立滝野川第三小で消火活動に当たる消防隊員ら=19日午前11時52分(共同通信社ヘリから) 19日午前11時ごろ、東京都北区滝野川1丁目の区立滝野川第三小から煙が出ていると119番があった。警視庁や東京消防庁によると、校舎4階の音楽準備室から出火したとみられ、児童8人と教職員3人の計11人が煙を吸うなどして搬送された。うち児童2人が腕を、女性教員1人が骨盤を折った。約200平方メートルが燃え、午後1時45分ごろに鎮火した。
出火当時、音楽準備室とつながる音楽室では、5年生24人が授業を受けていた。児童らは屋外のひさし部分に避難し、消防隊員がはしごなどを使って救助した。
音楽室付近の窓からは炎や黒煙が上がり、外壁の一部が黒く焦げた。音楽準備室にスプリンクラーは設置されていなかったという。警視庁などが詳しい出火原因を調べている。 音楽室にいて、窓からひさしに逃げたという男子児童は「狭い足場で10分ぐらい待っていたら消防隊員がはしごで下ろしてくれた」と振り返った。
同小の児童数は約340人で、児童らは防災頭巾をかぶるなどして校庭に避難した。
英語の授業中だった6年の男児(11)は「逃げろ」という声や「音楽室で火災」との校内放送で避難。「先生たちと『落ち着いて』と周りに声をかけたが、とても怖かった」と話した。現場はJR王子駅から南約500メートルの住宅街。