全日本大学野球選手権第2日(9日、函館大2-1上武大、1回戦、神宮)16年ぶり4回目となる出場の函館大(北海道)が上武大(関甲新)に競り勝ち、2回戦進出を決めた。
一回、先頭打者の寺門が左中間に本塁打を放つと、遊ゴロなどの間に1点を追加して2-0とする。
先発の石岡流音(4年、函館大有斗高)は2-0の三回に適時打を浴びたが、9回128球を投げ4安打1失点の完投で勝利に導いた。
最速148キロの右腕は「周りから見たら絶対負けるって思われていたと思うけど、逆にそれがやりやすかった」と振り返り、阪内俊喜監督は「よく放ってくれた。対バッターとの駆け引きが優れている」と称賛した。
今年から軸足に大胆に乗る投球フォームを意識して取り入れ、今春のリーグ戦では6試合に投げて5勝0敗、計32回を投げて自責は0とフル回転で全勝優勝の立役者となった。「力づくで投げなくても球がいってるなっていう感覚が出てきた」と成長を実感した。
指揮官は強豪校の上武大との対戦に「相手に合わせても勝てないから、自分たちのプレーをしていこうと話していた」と語り、16年ぶりの勝利には「うれしい」と表情を緩ませた。