元世界女王でプロフィギュアスケーターの安藤美姫さん(38)が20日、日本テレビ系情報番組「ZIP!」(月~金曜前5・50)に出演。17日に現役引退を発表したミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで、日本初の金メダルを獲得した三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=の〝りくりゅうペア〟について解説。そのなかで自分がジュニア時代に経験してものすごく楽しかった思い出を披露し、「実はペアをやりたかったんです」と告白した。
この日、安藤さんはゲストとして出演。りくりゅうペアの〝すごい部分〟と〝指導者への道〟について解説した。
〝すごい部分〟について、安藤さんは「安定感、バランス、信頼関係」があり、「ここまで私生活まで一緒に時間を過ごすのは、なかなかまれだなというふうに思っていますので」としたうえで、「その日々の過ごし方によってお互いの人としての信頼関係、絆っていうのが強く深まって、結果につながったのかなというふうに思います」などと述べた。
続いて2人の〝指導者への道〟について問われると、安藤さんは「アイスダンスもペアも、どの国も最初はみんなシングルスケーターとしてスケートを始めるっていうのが基礎だと思っています」と現状を紹介。自身もペアをやったことがあるかと問われると、安藤さんは、はにかんで笑いながら「はい、ジュニア時代に」と明かす。「アメリカに行かせていただいていたときに、振り付けの合間を縫ってちょっと。あ、実はペアをやりたかったんです」と告白した。
「もう、バーンって投げてもらえるし、スピードもすごい見てて違ったんで、エキサイティングな競技だなぁと思って。1回やってみていいですかって聞いたところ、ま、トライはしていいよって言われて」と経緯を話す。そして「陸でリフトしたり、投げてダブルジャンプ飛んだり。低い姿勢で女性を〝デススパイラル〟(ペアが手をつかみ合い、男性が中心となり女性をその周りで回す)をやらせていただいて」と体験を話すと、「めっちゃ楽しかった!」と興奮して、さらに大きく笑顔に。
コーチたちには、「なんでお前がペアをやるんだ。シングルで功績残せる実力があるんだから、転向する意味がない」と反対されて「チーンってなった(意気消沈した)」というが、「結果、その年のジュニアグランプリファイナルで4回転成功した年だったんで、結果オーライだった」と楽しそうに思い起こしていた。
安藤は中学3年生の時に出場した2002-03シーズンのジュニアグランプリファイナルで、女子シングル史上初の4回転サルコウを成功させている。