(セ・リーグ、阪神ーヤクルト、1回戦、7日、甲子園)七回裏の阪神の攻撃前、コロナ禍の影響で2020年から中止されていた甲子園名物のジェット風船応援が7年ぶりに復活。球場は大きな盛り上がりを見せた。
再開にあたり、昨年3月のオープン戦での実証実験で使用したものと同様の専用ポンプ式ジェット風船を採用することで、危惧されていた周囲への飛沫対策を施した。球場内には、専用の回収ボックスを設置し、使用済みジェット風船の回収と再資源化に取り組んだ。さらに、空気注入部分(笛)は、回収したジェット風船の笛部や、甲子園球場で回収されたペットボトルキャップをリサイクルした再生材等を使用し、環境に配慮したうえで実施されている。
球団営業部の阪本三千男次長は「いかにしてゴミの問題と衛生面の課題をクリアしないと再開はできないよねっていうところがあったので、使い終わった後のリサイクルをどこでどういう風にしたら地球に優しいか、うまいことリサイクルができるのかとか。あとはお客さんの中には『不衛生だ』という声もあったので、そこをまずクリアしないと」とこれまでの取り組みを振り返った。さらに続けて「去年実証実験を2回やらせてもらって、その仕組みがちゃんと稼働してるかどうかの確認した。少しずつ発表しながら、お客さんにも理解をしてもらって今日を迎えるっていう段取りにしました」と経緯を話した。
試合前や六回の攻撃前には使用上の注意事項をビジョンで告知。七回の攻撃直前にはポンプで風船を膨らませる音が甲子園に鳴り響き、徐々にスタンドが黄色一色に染まっていった。