2月2日、サムティ「コーチ・選手新加入記者発表会」に臨んだときの小川監督(前列中央)ら=兵庫県三木市 昨年1月に日本野球連盟へ正式加盟した不動産大手「サムティ」の硬式野球部が、2月18日にSOKKENスタジアムでオリックスと練習試合を行った。サムティを率いるのは、現役時代にオリックス、横浜(現DeNA)でプレーし、打撃コーチなども務めた小川博文氏。古巣との一戦は、五回までは2-5と食らいつきながらも、七、八回にともに5失点。結果的に4-16と大差が付いた。
「サムティ」は6投手が登板し、与えた四死球は計10。小川監督は「試合の後半になって、ストライクが入らなくなった。打たれてもいいから、勝負してほしかったな。取れるアウトを取れなかったりね」と少し寂しそうな表情を浮かべた。
サムティ・小川監督オリックスはエスピノーザや山岡、山下ら主力投手が登板。三回には山岡から2得点、七回にも2年目の寺西から2得点と計4得点を奪い、指揮官は「ローテーションの投手が数多く出て、その球を見られたのは収穫。いい経験になった」と一定の評価をした。
一方で「企業の社員の皆さんも応援してくれている。そういう意味では、きょうはふがいない負け。悔しい負け。きょうの悔しさ、これを糧にもっとうまくなりたいと思ってほしい」とも続けた。
大阪市淀川区と東京・千代田区に本社を置く不動産大手「株式会社サムティ」の企業チームで、同社のグループ会社が運営するテーマパーク「ネスタリゾート神戸」(兵庫・三木市)に活動拠点を置く。まだ発展途上のチームだ。一流のNPB選手たちと対戦し、大勢の野球ファンの前でプレーした経験は、必ず成長への糧となるはず。最後に小川監督は「監督、楽しいよ。選手が成長する姿を見られるのはね」と笑った。
現役時代にはブルーサンダー打線の一角を担い、強打で知られる選手だった。小川監督が作り上げるチームにも注目したい。(西垣戸理大)