今年8月に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留した巨人・中川皓太投手(31)が15日、川崎市のジャイアンツ球場を訪れ、決断の理由を初告白した。
「正直、ギリギリまで悩みました。他の球団で違う野球をするのもいい経験になるかなとも思ったんですけど、やっぱりジャイアンツで日本一になりたいなと思ったのが一番の決め手です」
FA申請手続き期限の11日まで熟考したが、巨人への愛着が勝った。年俸8500万円から増額となっての複数年契約を結ぶとみられる。今季はチーム最多の63試合に登板し、自己最多の36ホールドとフル回転し、ブルペンを支えた。球団は全力で慰留に努めていた。
来季で11年目となり、在籍年数は投手陣で最長となる。「自分もだいぶ上の年になってきたので、結果でチームを引っ張っていけるように」と、気持ちを新たにした。(谷川直之)