取材終わりにしたためた色紙を見せる竹丸和幸(撮影・田村亮介) プロ野球のドラフト会議から一夜明けた24日、巨人1位の竹丸和幸投手(23)=鷺宮製作所=が24日、東京・新宿区の鷺宮製作所本社で指名のあいさつを受け、同じ社会人野球出身の内海哲也1軍投手コーチ(43)に長く第一線で活躍するための秘訣を聞く考えがあることを明かした。
〝内海魂〟継承で先発ローテーション入りを目指す。吉村編成本部長から、阿部監督の直筆サインが入ったドラフト会議のIDパスを受け取った竹丸。運命の日から一夜明け、左腕は背筋を伸ばした。
「昨日の時点ではそこまで実感はなかった。球団の方とお会いすることができて、やっと実感が出てきました。未知の世界に飛び込みますが、1年目から活躍できるように頑張ります」
球団で社会人左腕のドラフト最上位指名は、内海哲也(現1軍投手コーチ、東京ガス)以来22年ぶり。巨人の過去の選手で思い浮かぶのは、という問いに対し「内海さんです」と即答した竹丸。長年ローテーションを守り続け2度の最多勝利、2度の日本一に導いたレジェンド左腕へ「緩急をうまく使っていて、コントロールがいいイメージ。1年間ローテを守り続ける秘訣(ひけつ)をお聞きしたい」と対面を心待ちにした。
色紙に「10年間活躍!!」とプロ生活での目標を力強く記した最速152キロ左腕。吉村本部長から「左のローテーションの軸として」と期待の言葉をかけられ、「即戦力として期待に応えられるように」と意気込んだ。
チームは今季、戸郷や井上の不振など先発陣に課題が残った。プロ入りまでに「球速、コントロール、変化球」のレベルアップを誓った社会人ナンバーワン左腕が、先発争いに名乗りを上げる。(原田優介)