大阪・八尾市の高安小中学校で講師として特別授業を行ったC大阪のDF西尾隆矢 サッカーJ1C大阪のDF西尾隆矢(24)が9日、大阪・八尾市の高安小中学校で講師として特別授業を実施した。
高安小中学校は西尾の母校。授業は子どもたちに夢やキャリア形成に関する学びの機会を提供することを目的としており、全選手が協力する SDGs 宣言に、西尾が「小学校で夢授業をします!」と希望していたことから実現した。成人式以来という母校に足を踏み入れ、小中学校の生徒約250人の前に立った西尾は「いざこの校舎に入った時は感動しました」。自身のプロ入りまでの軌跡を振り返った。
小学校ではサッカーとともに野球にも挑戦し、中学生でC大阪の下部組織へ。そこで初めて挫折を経験したと振り返り「それまでは体が大きくて身長も高くて、同級生との勝負は勝ってばっかりだった。セレッソで活動すると歯が立たない相手が増えて、自分ってこんなへたくそなんやと思った」と振り返った。それでも「僕はどちらかというとポジティブ。できなかったことに自分には腹が立つけれど、目標を達成した時のことを考えるようにしていた。できるようになった達成感が自分は好きだった。トライし続けることが僕がやってきたこと」と前向きに挑戦することの重要性を語った。
今でも大切にしている思いとして、支えてくれた人への感謝の気持ちを挙げる。「練習だるいな、手抜いてもいいかなと思う時、どれだけ両親が苦労してくれたかを思い返す。自分の好きなことを職業にできているのはすごく贅沢なこと。その人たちのために100%以上出し続けることが感謝の伝え方だと感じています」。そこから生徒たちに「しんどいな、授業めんどくさいなって時があると思うんですよ。僕はそういう時にこそ与えられたタスクを100%こなそうと思っています。しんどい時こそ集中してやることが大事。そういう選手にチャンスがくるとすごく感じる」と語った。
「小学生のころはサッカーが楽しくて、やりたいことだけやっていた。そこから明確な目標ができた。みんなもやりたいことを見つける期間にしていってほしい」と呼びかけた。