DeNA-阪神は「横濱漢祭」として行われ、DB.スターマンが法被にねじり鉢巻き姿で登場した (セ・リーグ、DeNA2-3阪神、17回戦、阪神11勝4敗2分、26日、横浜)あなたにとって、最も印象的な珍プレーは?
「やっぱり宇野さんのヘディングでしょう」
当番デスク席の白石大地は即答だ。
〝事件〟が起きたのは1981年8月26日だった。ちょうど44年前。
当時、連続試合得点を「159」まで伸ばしていた巨人。要するに1年以上完封されていなかった。
俺が抑えてやる!
後楽園のマウンド上にいたのは燃える男・星野仙一。巨人相手に闘志を剝きだしにした中日のエースだった。完封ペースの七回2死一塁で、何でもない遊撃後方の飛球が上がる。
誰もが「この回もゼロ」と思ったその時、捕球体勢の宇野勝の頭に打球がゴツン。捕り損ねて〝ヘディング〟した打球は外野フェンス方向へコロコロ。一塁走者が生還して、悲願の完封は露と消える。打者走者は本塁寸前タッチアウトになったが、仙さんはグラブをたたきつけて悔しがった。
「今でも珍プレー好プレーの番組が放送されるたびに『最強の珍プレー』と紹介されるじゃないですか。生で見ていなくても、印象的ですね」
白石に代表されるように、その時代にプロ野球を見ていない人までもが真っ先に「宇野さん」と答えてしまう。
トラ番サブキャップ・原田遼太郎はサンケイスポーツ専属評論家の〝あのシーン〟を挙げた。