住みます芸人は担当の地域に移り住み、地域に貢献する。2人は立葉地域の一大イベント「立葉まつり」、昨年50回目を迎えた「ナニワ区民まつり」、新世界の夏の風物詩「新世界夏祭り」などに、司会や盛り上げ役として参加。そのほか、老人会の会食に出席したり、難波元町の地域対抗のふれあい運動会に参加したりと、地域に密着しながら活動している。
北山「浪速区役所には僕たちのパネルが見えるところに飾ってあります。仲間から『パネルを見たよ』って連絡があるとうれしくなります」
浪速区で暮らしている織田、北山にオススメスポットを尋ねると、織田は揚げ物で有名な「のんき亭」(敷津西2の2の9)を挙げ「開店前から行列ができる人気の店です。特にコロッケは1つ90円でめっちゃうまいです。僕らみたいな若手には助かります」と大絶賛する。
北山は「浪速スポーツセンター」(難波中3の8の8)の「浪速屋内プール」を選び、「めっちゃ泳ぎやすいです。人が温かいですし、スタッフさんが僕を覚えてくれている。水深が1・5メートルぐらいでちょうどいい」とにっこり。さらに織田は「OMO7大阪 by 星野リゾート」(恵美須西3丁目16の30)内の「OMOダイニング・OMOカフェ&バル」を挙げ「宿泊者ではなくてもガーデンエリアが利用できる」と耳よりな情報を届けた。
兵庫出身の織田と米国出身の北山は兵庫・西宮市の中学時代の同級生コンビで、高校卒業後にひと足早くお笑いの世界に飛び込んだ織田が北山を説得し、2人での活動が始まった。結成前の北山は大学4回生で大手電機メーカー「パナソニック」の最終面接まで進んでいたものの、お笑い芸人の道を選んだ。
北山「(結成前に参加した)お笑いライブで3位に入って芸人をやりたいと思いました。織田からは『お前を絶対に売れさせてやる』と。パナソニックに入った大学の先輩に『芸人やりながらパナソニックって受かりますかね』と相談したら落ちました」
織田と北山はともにモノマネが得意で、吉本の先輩コンビのシャンプーハット(織田がてつじ、北山が恋ちゃん)のコピー漫才で知られる。19年12月放送の「オールザッツ漫才」(MBS)の名物企画「若手芸人トーナメントバトル」では準決勝に進出。21年にシャンプーハットが第55回上方漫才大賞を受賞後初めての単独ライブ「シャンプーハットの漫才祭り~祝!大賞受賞イベント~」に出演を果たしている。