【ロサンゼルス1日(日本時間2日)=横山尚杜】米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手(26)は先発し、7回1失点で昨季を上回る自己最多の8勝目。試合は6―1で勝利した。
淡々とアウトを積み重ねた。山本が7回3安打1失点、8奪三振。98球でまとめ、本拠地のファンから喝采を浴びた。右肩痛で約3カ月離脱したメジャー1年目の昨季を上回る8勝目を挙げた。
「いいフォームで投げられている。こうすればいいんだ、というものが明確になってきている。自信を持ってマウンドに上がれた」
威力ある直球とスプリットを効果的に使い分けた。四回2死二塁からソーサに適時二塁打を浴びたが、五回以降は一人の走者も許さなかった。8勝はリーグトップタイ、防御率2・51は同3位に浮上した。
初のオールスター戦(7月15日・アトランタ)出場に大きく前進した。ナ・リーグの指揮を執るロバーツ監督は「彼はオールスター選手だよ。絶対に(球宴の)ロースターに選ばれるべきトップクラスの投手の一人」と〝激推し〟。山本は「メジャーリーグというトップの舞台で、さらにトップの選手が集まる場所。その中に入りたい気持ちはある」と真夏の祭典出場への意欲を包み隠さずに明かした。
投手と控え野手は選手間投票とコミッショナー事務局の推薦で決まる。山本は有力候補の一人で米東部時間6日午後5時(日本時間7日午前6時)にスポーツ専門局「ESPN」の番組内で発表される。
山本はこの日、30号ソロを放つなど大谷の投打二刀流の活躍を目の当たりにし「やはりすごいボールを投げている。見ていて勉強になるし、すごく楽しい。近くでプレーできている分、少しでも学んで、追いつけるように頑張りたい」とした。
2日は自身のボブルヘッドデー。昨季、大谷の愛犬デコピンが見せた始球式の再現はあるかと問われると「しないです」と苦笑いした。「これからもっと暑くなる。体調管理など基本的なところに気をつけて頑張っていきたい」。ドジャースのエースとして、投手陣を牽引(けんいん)している。