春季高校野球近畿大会(1日、さとやくスタジアム)決勝で東洋大姫路(兵庫)が選抜大会準優勝の智弁和歌山を1ー0で退け、春季では37年ぶり、昨秋から2季連続の近畿大会優勝を決めた。
東洋大姫路は三回、先頭の四球から相手投手の暴投と犠打で得た1死三塁で高田溜心内野手(3年)の一ゴロの間に三走が生還して先制。これが決勝点となった。先発した木下鷹大投手(3年)は相手打線に9安打を許し三者凡退は二回と六回の2度だけだったがピンチをしのぎ続けて完封した。
一回には1死満塁で5番・荒井をニゴロ併殺打に仕留めて切り抜けるなど粘り強く投げ抜いた木下は「決勝戦で内容よりは0点で抑えて優勝することが目的なので、結果的に優勝できたので自分の中では100点のピッチングができたかなと思っています」と大きくうなずいた。
岡田龍生監督(64)は「東洋大姫路が秋と春の近畿大会連覇は初めて。新たな歴史を刻めた」と勝利を喜び、相手打者のインコースを積極的に攻めた点を挙げ「バッテリーを褒めてやりたいですね。バッテリーはこの大会での収穫。木下はこの大会を経験としてすごく成長いけるんじゃないかと思います」と選手をほめた。