第76回近畿高校ラグビー大会2回戦(16日、大阪桐蔭10-0天理、神戸ユニバー記念競技場補助競技場)大会2連覇中の大阪桐蔭が天理(奈良)に競り勝ち、準決勝進出を決めるとともに、昨季2度目の優勝を飾った全国選抜大会(3月22日開幕、埼玉・熊谷ラグビー場など)の3大会連続11度目の出場権を獲得した。
大阪桐蔭は前半10分、敵陣ゴール前で左に展開し、WTB須田琥珀(2年)のトライ(ゴール成功)で7点を先制。その後は天理の堅い守りに追加点を奪えず、逆に自陣に攻め込まれる場面が増えたが、粘り強く守って得点を許さず、終了直前の32分にPGで3点を加え、逃げ切った。
綾部正史監督は「反省点だらけ。反則が多すぎたし、風上もうまく使えず、若いなという感じ」と苦笑いを浮かべた。
今季のチームは高校日本代表候補9人を擁し、近畿大会、全国選抜大会、5月のサニックス・ワールドユース大会を制し、花園でも優勝候補の筆頭に挙げられた昨季のチームから主力の大半が抜けた。それだけにCTB手崎颯志主将(2年)は自分たちを称して「(昨季よりも)もっとやらないといけない世代」と表情を引き締める。
ただ、この日のメンバーにも190センチ超のLOを2人、100キロ超の重量級を4人そろえるなど今季もFWは大型でパワフルだ。指揮官は「(伝統的な)フィジカル勝負は変わらない。うちは大阪桐蔭ですから」と断言する。
準決勝は京都工学院に24-10で競り勝った御所実(奈良)と顔を合わせる。手崎主将は「(今日は)勝ててほっとした。あとは優勝を狙ってやるだけ」と必勝を誓った。