引退表明の記者会見で目頭を押さえるアンドレス・イニエスタ=8日、バルセロナ(ロイター=共同) サッカー元スペイン代表MFで昨年夏までJ1神戸でプレーした世界的名手のアンドレス・イニエスタ(40)が8日、現役引退を表明した。バルセロナで行われたイベントで「この日が来ることは想像できなかった。自分が歩んできた道を誇りに思う」と語った。
イベントで涙を浮かべたイニエスタは、その後にメディアの質問には穏やかな表情で答えた。
――引退を決めた理由。
「ユニホームを着るということは多くのものを背負わなくてはならない。40歳になって『もう十分だろう』と判断した」
――神戸での期間はどんな意味を持つか。
「素晴らしい5年間を過ごした。神戸を自分たちの家のように感じる。日本は心の中にずっとあるし、特に家族にとって人生で大きな経験になった」
――2010年W杯決勝のゴールは今でも見返して鳥肌が立つか。
「何年たっても感動し続けるはず。あの瞬間を表す言葉は見つからない。でもあのゴールは全員で勝ち取ったもの。自分が決められたのは本当に恵まれていると感じる」
――将来バルセロナの監督になる可能性は。
「いつかは戻りたいと思っている。選手で達成したことを別の役職で成し遂げられるといい。いつかは指導者ライセンスを取りたい」(共同)